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zoom RSS トラップコイルの設計資料編-14 (W3DZZアンテナの紹介-2)

<<   作成日時 : 2018/05/17 13:26   >>

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前回の続きとして
14MHz、21MHz、28MHzにおいては、
トラップは、C(容量)性のリアクタンスを
もちます。
そのため、短縮コンデンサーの働きをします。
つまり、波長以上に長いエレメントであっても
見かけ上短いエレメントとして動作するのです。

ところが、14MHzのλ/2ダイポールの
片側エレメントの長さは、約5mです。
一方、エレメントA+Bの長さは、約27mあるので
短縮コンデンサーがどんなに働いてもこれを
5mまで短縮はできません。

そこで、エレメントA+Bの長さが14MHzのλ/2の
高調波となる3倍で共振するなら、エレメント長は
約15mまで長くできます。
また、短縮コンデンサーもこの長さまでなら
短縮することが可能です。

つまり、物理的に27mある電線を電気的に15mまで
短縮して、高調波アンテナとして動作させようと
いうのが、W3DZZアンテナの特長なのです。

 その一例として、今回のW3DZZ変形の
逆L形アンテナがもつ高調波アンテナの
特性を公開しますと

画像


上記の測定結果は、10MHz帯におけるSWRと
アンテナの給電点インピーダンスです。

SWR=1.0

R+jX=48+j2Ω

と50Ωでの給電なら申し分ない値です。

通常ですと
高調波アンテナのインピーダンスは
Rが高い状態を示すのですが、
逆L形アンテナの場合、基本の周波数では
Rは低い、概ね20Ω以下となります。

そのため、逆に高調波の周波数では、
ちょうど50Ω付近を示す特性となるようです。

さらに、今回の逆L形アンテナでは
2個のトラップが直列に入っている関係で
それらが同時に短縮コンデンサーとして
はたらきますから、動作はさらに複雑だと
推察しています。

そのため、各アマチュアバンドに
ぴたりと高調波での共振点を
おさめることは困難です。

たまたま、10MHz帯は、アマチュアバンドの
近くにきましたので、これならば
アンテナチューナー併用で運用が
可能であると考えます。

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