既存理論編(4),(5)への補足:電磁界の境界条件の復習(その2)電界の境界法線成分

 前回と合わせて、久しぶりのマクスウェル方程式と
ベクトル計算が登場しています。
アンテナの理論だとこれらを無しで理論展開することが
できないようです。
しかし、今回は簡単に終わります。

さて

 つぎに、法線成分について、ガウスの定理を適用するため、
境界面の電荷密度をρとし、境界面に面積ΔSをとりますと


画像



第7.4図 右側の(b) から

・d=ρΔS  .......(7.54)


電荷密度の法線成分をDn1,Dn2として、Δt→0としますと

・d=(Dn1-Dn2)ΔS

     =ρΔS


∴ Dn1-Dn2=ρ  .......(7.55)

となり、境界面に電荷がないとき

Dn1=Dn2       .......(7.56)

∴ ε1En1=ε2En2  ......(7.57)   

が成立します。

以上が、電界における境界条件となります。

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