(電磁波10)電磁気学本「電磁波放射」(12)電界計算のオリジナル解説第二弾

 前回のアンテナ対決はいかがだったでしょうか?
予想通りなのか?はたまた、以外だったのか?
私は後者のほうだったので初めは結果を信じることが
できませんでした。
 原因としては、八木アンテナがあまりに高さが
低いので本来の性能を出し切れていないのでは?
とも思っています。
水平系のアンテナはこの八木にかかわらず
ダイポールでも同様ですが、
付近の建物や電線(電力や電話)よりも
上に位置しないとそれらの影響を受けて
性能がでないとも言われています。
また、
入感するエリアによって電波の電離層での
反射角度がかなり異なってきますから
必ずしもいつも垂直型が良いとは
言い切れないとも思っています。
(近場になればなるほど、水平系が有利)

 さて、本論の電磁気学本の解説です。

 まずは、式(6.190)を導出してみます。


(grad divr 

  =∂U/∂r

  =∂/∂r[-{μo Io δl εjω(t-r/c)/4π}cosθ(1/r2 + jω/cr)]


において、 ∂/∂rに関係しない部分を 

  K=-{μo Io δl εjω(t-r/c)/4π}cosθ

とおけば、上記式は、

  =K・∂/∂r{ εjω(t-r/c)(1/r2 + jω/cr)}

  =K・ εjωt・∂/∂r{ ε-jωr/c(1/r2 + jω/cr)}

  =K・ εjωt・∂/∂r{ ε-jωr/c(1/r2)}

               +∂/∂r{ ε-jωr/c (jω/cr)}


ここで、前段の ∂/∂r{ ε-jωr/c(1/r2)}=①

    後段の ∂/∂r{ ε-jωr/c (jω/cr)}=②



ここで、①部分の展開は、積関数の微分公式から

①=-(jω/c) ε-jωr/c(1/r2)-2(1/r3)ε-jωr/c

 =-{(jω/c)(1/r2)+(2/r3)}ε-jωr/c


次に②部分も同様にして

②=-(jω/c)ε-jωr/c(jω/cr)+ε-jωr/c(jω/c)(-1/r2

 =(ω2/c2)(1/r-jω/cr2)ε-jωr/c



①+②=-{(jω/cr2 + 2/r3)+(ω2/c2r- jω/cr2 )}ε-jωr/c

   =-{2/r2 + 2jω/cr2 - ω2/c2r }ε-jωr/c 


としますと

(grad divr=K(①+②)

となりますので



(grad divr 

  ={μo Io δl εjω(t-r/c)/4π}cosθ{2/r2 + 2jω/cr2 

                             - ω2/c2r }ε-jωr/c


  ={μo Io δl εjω(t-r/c)/2π}cosθ{1/r2 + jω/cr2 

                             - ω2/2c2r }ε-jωr/c


  =式(6.190)

となって、導出できました。

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