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zoom RSS (番外)留意点-4 (3.5MHz/垂直偏波/代表的地面反射係数)

<<   作成日時 : 2018/02/14 18:07   >>

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 今回から前回示した反射係数グラフ図を実際にある
代表的な地面状態に反映していきます。
そのため、
番外−1に提示した4種の典型的な地面の状態を適用します。

@海水 誘電率εs=80 導電率σ=1(モー/m)と
    非常に良好な状態の場合

A淡水 誘電率は@と同じですが、導電率σ=10^-3(モー/m)
    と導体とはいえず、高抵抗となっている場合

B湿土 大地としては誘電率εs=10と高い。
    導電率σ=3×10^-3と淡水よりも良い土地の場合
    地面としては、良好な状態です。

C乾土 誘電率εs=4 導電率σ=10^-4と絶縁体に近い場合
    地面として不良な状態です。
    都会地や工業地域等では、この値に近いと推察します。

これを番外-2で示したエクセルシートへ代入するのですが、
周波数fは3.5MHz固定として垂直偏波の場合の
入射角 i を0°→90°まで2°づつ変化させていき、
そのときの反射係数R(複素数)の絶対値を求めてグラフ化した
4種の大地状態を同時に1表にてプロットしたのが

次の「第7.9図 入射角と反射係数の関係」です。

画像


@からCまでのそれぞれ反射係数のカーブがかなり違っています。
同じ、水面であっても@海水とA淡水では、

全般的な反射係数が
@ ≒1.0に比べて A =0.8との違いですが、

ブルースタ角(iB)付近では、@ =0.65はあるのに対して

A 0.1以下とほとんど反射しない特性を示します。

しかも、@の場合の入射角は、90°(海面とほぼ平行)ですが

Aの場合は、83°あたりとなって、反射点から電離層へと向かう
電波に対しても影響を与えます。

この状態を見れば、いかに海水面が電波の良反射体であるかが
わかります。


また、B 湿土は、iB=80°付近となるので、DX向けの
低角度の反射波に影響を与えますが、淡水とほぼ同様程度です。
さらに淡水にように極端には反射係数が減少することもありません。

上記@〜Bに比較して、一番悪い状態がCの大地です。
DX向けの打ち上げ角となる30°(入射角i=60°)付近で
最も反射係数が低くなって、0.1以下となります。
国内向けの打ち上げ角60°〜90°(入射角i=30°〜0°)でも
反射係数0.35と他に比べて、かなり悪いのです。

 次回は、この状態と比較するために3.5MHzでの水平偏波の
場合における上記@〜Cの地面状態を計算してグラフ化します。

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